肌タイプ②乾燥肌

こんにちは、AquaAgeの狩野です。
今回は4つに分類された肌タイプの乾燥肌(ドライスキン)について、特徴やスキンケア方法などをお話します。
(【肌タイプとは何?】も併せてお読みください。)

乾燥肌の特徴

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肌の機能として水分量が少なく、皮脂量も少ない状態のことを乾燥肌(ドライスキン)といいます。
肌の見た目としては、皮脂分泌量が少ないことで毛穴は目立ちにくく、肌表面のキメは細かいですが、キメが流れていることで小じわっぽかったり、パサパサした肌に見えます。
触り心地はカサカサしているという特徴もあります。

 

乾燥肌になる原因

どのようなことが乾燥肌の原因になるのでしょう。
・オイルクレンジングや拭き取りクレンジングなどの洗浄力が高いクレンジングを頻繁に使う。
・適切な洗顔をしていない。
(洗顔フォームを使用していない、洗顔回数が多過ぎる、ゴシゴシ洗っている、洗い流しの水温が熱かったり冷た過ぎたりしている、タオルでゴシゴシ拭き取っている。など)
・スキンケアの使用量が少ない。
(メーカーが推奨している量を使用していない、顔全体にすみずみまでスキンケアが付けられていない。など)
・日焼け止めを使用していない。
・寝不足が続いている。
・お酒の飲み過ぎ。
・不摂生が続いている。
・空気の乾燥。
(外気やエアコン、暖房がきいている空間に長時間いる)
・季節の変わり目。(特に秋冬)
・ホルモンバランスの乱れ。
・過度なストレス。
乾燥肌は誤ったスキンケアの方法以外にも、体調や生活習慣や季節も原因になります。

 

乾燥肌が引き起こす肌トラブル

乾燥肌とは、肌のバリア機能が低下しているので、肌の水分を保つ力も弱く、紫外線や花粉、ホコリなどの外的刺激にも弱くなります。
そして、皮膚がつっぱったり、肌荒れを起こしやすくなることで、ピリピリとした痛みやかゆみが出たり、日常使用しているスキンケアがピリピリとしみたりすることもあります。
見た目としては、パサパサとして粉がふいてしまったり、赤みが出たりすることもあります。
一時的に肌が敏感になることは、誰しもが起こりうります。
ただ、その一時的なトラブルが慢性化してしまうと敏感肌になってしまいますので、早めにスキンケアや生活習慣を見直す必要があります。

乾燥肌のスキンケアと生活習慣

肌の水分量も油分も少ない状態なので、スキンケアで水分油分をバランスよく補う必要があります。
保湿、保水力が向上する成分が配合されたしっとりとしたスキンケアを使用しましょう。

そのほかには
・皮脂を取り過ぎないようにクリームやミルクなどの剤形のクレンジングを使用する。
・丁寧に泡立てたキメの細かな泡で優しく肌の上に泡をころがすようにのせて、体温よりも少し低い温度(32~36℃)で優しく洗い流し、優しくタオルで拭く。
・化粧水で肌をうるおわせるだけでなく、乳液やクリームなどの保護力が高いアイテムも顔全体にムラなくつけてなじませる。
(乾燥が気になる部分には重ね付けをする)
・朝はスキンケアの最後に紫外線から肌を守るために日焼け止めをムラなくつける。
・ストレスを上手に発散する。
・質の良い睡眠をとる。
・タンパク質を中心としたバランスの良い食事をする。
(ビタミンA、B、C、E、セラミド、α-リノレン酸、亜鉛などを積極的に摂取)

まとめ

・水分も油分も足りないのが乾燥肌。
・乾燥肌は、適切なスキンケアができなかったこと以外の体調や環境、季節の影響も受ける。
・保湿保水力を保つことができるスキンケアをする必要がある。
・生活習慣、食生活も見直すことも大切。

 

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肌タイプ②乾燥肌